あらすじと章タイトル。

 電撃に送る予定の『クロックワールド(仮)』。とりあえず、あらすじと章タイトルが決まったので、あらすじの冒頭と章タイトルを公開します。

 その世界は〈帝国〉によって支配されていた。〈帝国〉ではすべての人間は〈青い血〉と呼ばれる麻薬を投与して未来を垣間見る特権階級と、その権利をもたない平民に分かれている。そして、貴族たちはその力を最大限に使って平民を支配していたのだった。

 予知によって災害や内乱などへの対策が進む一方、一生を支配されて人々の生きる気力は停滞していた。ただし、貴族の頂点に立つ人物は〈神の子〉とされ、民衆のなかから選ばれた。

 あるとき、予知学を学ぶ学生であるウィル(仮名)は、身に覚えのない罪で裁判にかけられる。その罪とは、未来にかれが犯すと予知されたものだった。その罪で極刑の判決を下され、絶望するウィル。

 かれは死刑囚用の牢獄である奔放不羈な男と知り合う。その男は「未来は決まっていない」とする説を披露し、ウィルを魅了するのだった。

・第一章「無罪により死刑」
・第二章「牢獄の男」
・第三章「赤い血の結社」
・第四章「死刑囚か誘拐犯か」
・第五章「二対三百」
・第六章「花祭」
・第七章「帝都震災」
・第八章「眠り姫の夢」
・第九章「すべての弱き者のために」
・最終章「未来へ」

 ちゃんと書きあがるといいな。