方向性

 友人と話していて言われたのが、哲学さんの作品はラノベ向きではないそうです。

『こないだのにしたって、ふつー、仙人が主人公とかラノベじゃねーよ。だいたい仙人とかノベルスとか夢枕獏みたいな伝奇モンとかの系統だろうが』

「むむむ、封仙娘々追封録とかあるのだが……まあ、でもラノベでは少ないか」

『第一、文体としてもラノベ向きでもないし、一回でいいから伝奇モンの話書いてみろよ。
 お前の作品はだいたいノリが伝奇モンくさいのにファンタジーな話を書くからそこら辺ちぐはぐなんだよ』

「ふーむ。伝奇ものねぇ。哲学さんに西尾維新になれと申すか」

『あー、西尾維新は確かに立ち位置としてノベルスとラノベの中間くらいにいるなぁ』

「しかし、ノベルスだと、もっと推理要素とか強めないとなぁ」

『あと、ねちっこくしてエログロ要素を強める。なんつか、俺の趣味だけど、ラノベはキャラに奥行きがねぇ。夢枕獏とかの作品だと、こう、キャラクターに立体感がある。読んでいると、キャラクターに肉がつくんだよなぁ』
(以下略)

 的な会話を昨日した次第。
 伝奇もの……まあ、少し手を出してみようかなぁ、とか思いました。
 まあ、ラノベももちろん書く予定ですが。
 次はファンタジーを書く予定です。