ストーリーと日常

 日常てのはずっと続いて行くもので、友人が死んでも、家族がいなくなったり、住んでる場所がなくなっても、部活をやめたりしても、ずっとえんえんと続いていく。
 が、それだと物語としては困る。
 その中からすぱすぱっと切り取って読者に面白い部分を見せるべきで……で、日常系でえんえんと日常垂れ流しすることが悪いとは言わないけれど、長編で読むもんじゃない。
 世界観があるだけで、物語がない状態が、今の状況で、ここから大きく話を動かすだけの意味を作者が注ぎ込めばいいと思うのだけれど、はてさてまだ浮かばないなぁ。