プロット覚書3

今のところ大まかに決まっているのは、主人公とヒロインの行動指針。
結局はこれとプロットを関係させて話を作ることになるだろう。
以下メモ書きなので意味不明でも気にしないでね。

主人公の場合

傭兵。母を捨てた父親のことを恨み、軽蔑している。しかし、傭兵として戦に関わるうち、結果的に自分もまた母親を見捨ててしまったことに気づき、思い悩んでいる。
彼にとってこの物語は、父への超克と母への贖罪の物語になるはずだ。

ヒロインの場合

お姫様。父親からも王侯からも軽んじられる立場。自らの存在意義に悩み、何者かの(特に家族からの)承認を求める。
彼女にとってこの物語は、父親との関係、自らの立ち位置を定める物語になるはずだ。

で、いままだ決まっていないのはそれぞれの「父親」について。
強圧的、家父長的な「父親」か、それとも全く逆の情けない「父親」なのか。
頭の中にあるのは後者だけど、それだと最終的なカタルシスに結びつくかどうか心もとない。ここも思案のしどころ。