おおざっぱなことを細かくしていくだけの単純な作業です

 プロットの作り方は色々とあると思うけど、現在哲学さんが採用しているのは、「おおざっぱに作る」→「少し細かくする」→「もう少し細かくする」→「さらに細かくする」→「もっと細かくする」を繰り返している。
 なので、同じあらすじをもう何度も書き直している。
 たとえると

「天使がやってきて世界が滅びることを決定する」→「主人公が色々と頑張ってなんとかとめる」→「別の滅びがやってくる」→「なんとか止めてキスしてエンド」

「神様の奇跡で世界が滅びることに」→「神様の奇跡を逆手にとって滅びを食い止める」→「人間の手によって滅びが加速」→「人間の手で奇跡を起こす」→「キスしてエンド」

「天使がやってきて神様の奇跡で世界が滅びることに。それは願い事を主人公が断ったあげく、滅びを願った少女のせい」→(以下略〜)

 とひたすら行間を埋める作業。
 ただ、これをやっていると、途中で展開に詰まることは少なくなりそう。
 シーンとシーンのつなぎを何度も考える訳なので。
 最終的には、主人公達はどの場所からどの場所にどういう方法で移動して、どういう戦いがあって、どういう結末をえるか、まで細かくプロットを書いている。
 単純な話、自分の死後、誰かがこのプロットを読んだら代わりに書いて貰えるのではないか、というくらいの気持ちで作ってる。
 ……もちろん、それは心構えの問題で、誰かに見せて代わりに書いて貰うつもりはさらさらないのだけれど。



 しかし、この作業は、ビジュアルノベルゲームの絵がついてないものを何度も繰り返しプレイをしている気分になってくる。
 おまけにたどり着くエンディングは大体同じ……と言う訳でもなくてやる度に変わってたり(笑)
 あと、繰り返す度にシーンスキップされていくどころか、追加シーンが増えていくという無間地獄。
 ……この方法でプロットを書くのは間違いかなぁとか思ったり(笑)


 なんにしても、後60日。そろそろ腹をくくらないと。