スーパーダッシュ3次通過の報告。

第9回スーパーダッシュ小説新人賞で、3次通過しました。やった!やった!やった!
ありがとうございます。本当にありがとうございます。
このまま、行けるか? ……行って欲しい。

ちなみに次作のプロット進行状況は50%ぐらい。本業が忙しくてなかなかまとめられません。2月の中旬くらいになれば、少し余裕ができるはずです。
今は物語が面白くなりそうな要素を、空いた時間に書き出している状態です。大体の要素は出尽くして、後はそれらを繋ぐ段階だと思うのですが、この作業ばかりはまとまった時間が必要になります。

そういえば最近、「プロットの作り方」の話題が出ましたね。面白そうなので私も書いてみます。


私はキャラクター、設定、テーマ等から自分の書きたい「シーン」を先ず作ります。
「シーン」の書き方は様々です。特に印象的で強度のある「シーン」は、キャラクターの行動から、台詞まで、小説の形式でいきなり書いてしまうこともあります。いきなりと言っても、全ての「シーン」は脳内で何十回何百回と再生して、その都度最適解を常に考え修正しますから、意外とすんなり書けてしまうことが多いです。
その強度のある「シーン」を基点に物語を膨らましてプロットを作っていきます。
複数ある「シーン」同士が、いかにして繋がっているのか? 外部に出力したり、脳内でうんうん唸りながら考え、探っていきます。時々「シーン」同士が思いも寄らぬ繋がり方をしたりして、うまく繋がった瞬間などは喜びのあまり小躍りしなくなります。
こうして、プロットの全体像が作られていくわけですが、ここで大切なことがあります。物語全体の「初め」と「終わり」をきちんと決めておくことです。
特に「終わり」は重要です。「終わりよければ全て良し」と言いますし、最初に「終わり」──後半の展開が決まっていれば、それに向けて序盤から伏線が張れますから。どんでん返しも容易です。

以上が、私の「プロットの作り方」の一部です。ここからまた一手間あるのですが、長くなるのでこのくらいで。