時間をかけるということ
哲学さん的に、アイデアのサイクルがあって、三ヶ月くらいたったらそれまでの話をぱっと捨てて新しい話を書きたくなる。
がしかし、残念ながら、哲学さんの場合は三ヶ月以上きっちり練ったものの方が評価が高い。
『みらどすっ!』も一回ボツにしたのをもう一度書き直してるから結局半年近く時間かけてるし、『鼓動のラブソング』も数年単位でアイデア熟成させたものだ。
ここから何が分かるかというと、一つ一つのアイデアに対する時間密度が薄い、と思う。
一つのアイデアに対する追求の深度が遅いので、一定水準に到達するまで時間がかかってる。
もっと、アイデアに対する追求の深度を早める必要がある。アイデアに対する考えが浅いと、やはり話も軽薄になってしまう。
少なくとも、哲学さんが作る話って、話に意味を求めるものが多いので、どうしてもその傾向は強い。
やっぱり、哲学さんとしては、多作で在りたい、と思うので、そこら辺をもっと詰めていきたい次第。
というか、『鼓動のラブソング』はもういい加減とっとと完成版を作りたい(笑)時間かけ過ぎだ。