ひとつ梗概もどきでも

 どうもご無沙汰しております。
 さてはて現状はガガガに目標を変更して執筆しております。現状41×34で76Pです。
 最大150Pですから余裕があるかといえば余裕があるかもしれませんが、ようやく重
要なキーワードがでてきたところでして、ちょいと不安をかきたてられる今日のこの
ごろ。
 とりあえず梗概の練習ということでアウトラインを途中までまとめてみました。

 題名は「還りきたれ、我が主 -The ways of ascension-」

 ヴァージランドは混乱を突かれてオーラミアによって占領された。威坐人が居住する
辺境の島、アセンション島では、この事態を傍観しているしかなかった。
 占領部隊に属するボルツは、ブレイクという若者の家に起居し、彼とともに飛行場を
散歩していた。そこへオーラミア海軍が突如として来訪する。海軍を、恩師であり隊長
の威坐人、ノーマン教授とともに迎えたボルツは、同窓のマクラウドと意外な再会を果
たす。十年前の紛争以来の再開だった。
 その後、ボルツはブレイクからその紛争について問い質される。ボルツはその記憶が
ないと告白し、ブレイクはどうにもならない恨みがあるといい、ボルツを挑発するが、
彼はそれを回避して逃走したのだった。ボルツは、逃走先の浜辺で、島民の少女、ステ
ラ、ガードナーと、彼女の父、それにニューマンという男と現状について話を交える。
一見な穏やかでありながら、不穏な空気があることが知れた。
 日が過ぎ、軍の会食が行われることになり、ボルツ、マクラウドは教授を図書館に迎
えに行く。そこでは教授と、歴史と”大いなる投射器”について論を交えた。”大いな
る投射器”は核兵器を持たざる者にとってはおおいに価値があるだろうとの結論に至っ
た。さらにボルツと教授はマクラウドと海軍は特務のために来島したのだと判断する。
島長のクレメンス宅で行われた会食は険悪な空気が始終流れ、海軍からは捕虜となって
いる息子の安全について、クレメンスは恫喝を受ける。一方、そのころブレイクは島民
から蜂起を促される。逡巡したブレイクは蜂起を否定。その夜、彼はガードナー、ステ
ラに最悪を回避すべく行動を起こすことを誓いあった。しかし、すでに海軍は陸軍を排
除すべく実力行動を決心していた…。
 
 このとおり、最後まで筋道ができておりません。処女作ということもあり、アイデア
を出力しつつ、人物の性格を確定、必要な詳細設定をつめるという非効率極まりない作
業工程となっております。
 でも、主要なイヴェント、締めの言葉までは考えているのでございます。要はそこに
いたるまでの、アウトラインを執筆途上で考えているという形式でして。
 まさに願望充実上等。プロット、それなに?という感じですな。
 梗概なのであれですけど、威坐人というのは「うぃざーどじん」と読みます。魔道士
と考えてもらえば結構です。大いなる投射器というのは弾道弾を魔法で形成する技術み
たいなもので。
 しかし、どうやって800字に収めればいいのだろうorz
 でも、C-CLAYSさんの「soar」をOP曲とする妄想を抱きつつ、日々精励の覚悟でやって
いきます。
 それでは。