なんとなくあらすじができた。

 先日思いついたネタを膨らませっていたら、あらすじまで辿り着きました。


「寝込見少女 Maiden of sleep watch


ボウマンはウィザードであり、世界と彼女を怪物から守る唯一の人間であった。
ただし、夢の中で。
怪物を討ち、夢から醒めた。彼は寝ている間、現実に怪物が徘徊していたことを知らなかった。
そして、それらを獣の耳と尾をもつ少女、ステラが滅ぼしたことも知らない。
無論、彼女が愛猫のメルの本性であることも。
ボウマンは愛猫とともに旅をしていた。旅の途上、ボウマンは優美という少女と出会い、意気投合。
共に旅することにした。
夜のこと、ボウマンは優美に寝ている側にいてほしいと頼んだ。
もしかすると悪夢を見ずにすむだろうと。優美は快諾した。
その夜、ボウマンは夢でキメラと対峙した。一方、優美はステラとキメラの出現を目撃する。
ステラはキメラを追い詰めるが、弱点をつかれ、形勢は逆転する。
さらにあろうことか、キメラはボウマンの側にいた優美を狙う。
致命傷を負いながらも、彼女は命を救われた。
その代償はキメラを逃したこと、優美は幽明の境の存在となったことだった。
やがて、ボウマンは夢から醒めた。ボウマンに優美は反発する。
しかし、その後ろから女が追ってくることに気づいた。その女こそがキメラであった。
メルは優美に音とならない声で伝えた。
キメラはボウマンが夢におちるときに殺しにかかる。
なぜなら、彼の夢は幽明を分かつ扉であって、夢に区切りがつかないことは、
怪物が際限なく現実に出てくることになると。
優美は再びキメラと対峙することを決意した。
夜、ボウマンが夢におちるとキメラは現れた。
優美も守らなければならないステラはキメラの猛攻に危地においやられる。
だが、すんでのところで優美が機転によりキメラの動きを封じ、
ステラが至近距離からの極大技を繰り出し止めを差した。
翌朝、ボウマンは優美に感謝の意を伝えた。夢の中で彼女の声のおかげでキメラを倒せたと。
その日、ふたりは別れ道で其々の道を行くことにした。いつか再会することを約束して。
(了)



まあ、曲がりなりにもすっきりとオチがみえてきたのは初めてですね。
ええ、猫耳少女の流れにつながる話ですとも。
さて、プロットをどう組み立てるか。