ネタ(ファンタジー)

 狼と香辛料を見ながら飯を食べてたら思いついた。ので書いてみる。

 主人公は元天才騎士の、元才能のない商人。
 ヒロインは商才の高い、役立たずな傭兵。
 ヒロインは聖天の騎士に憧れて腕を磨きながら傭兵家業を行っているが、あまりに腕が立たないため、加えて女であるため仲間に舐められて、所属していた傭兵ギルドを飛び出し、主人公に出会う。
 人の良さそうな主人公に色々いちゃもんをつけて自分を雇わせようと売るが結局失敗。逃げられる。
 翌日果物を買おうとしている主人公と遭遇。
 あからさまにぼったくりな値段に、しかし主人公は気付かず仕入れようとして、ヒロインがとっさに間に入る。
 そこの店長に文句を言いまくり、通常の半値で買うことに成功。
 感心する主人公に、ヒロインは言い寄って再び雇ってもらおうとするが、しばらくはこの街にいるつもりだ、といって断られてしまう。
 同時に皇女誘拐事件発生。
 その話を元仲間である傭兵から聞いて、皇女を助け出そうとするヒロイン。
 偶然皇女を浚った犯人たちを見つけることに成功し、その尾行中に主人公と再び遭遇。
 何故か主人公も巻き込まれて尾行するが、結局途中で見つかってしまい、二人とも捕まってしまう。
 牢屋で事情を聞かされて、ヒロインを説教する主人公(無謀だ、馬鹿だ、命を大切にしろとか)。
 そこで犯人たちが口封じに殺しに来るが、主人公の手で返り討ちにあう。
 目を丸くするヒロインを引き連れて、皇女を救出、脱出。
 ヒロインは早速皇女を城に連れて行こうとするが、主人公に止められる。
 皇女を誘拐させ、敵国のものに殺された事にして、戦争を起こすのが本来の王の目的であり、このまま城に連れて行っても自分たちごと口封じされるだけだ、と教えられる。
 ならどうすれば良いのか、と迷うヒロインたちの前に皇女を連れ去られた報告を受けて誘拐犯――その国の騎士団が現れる。
 怯える皇女にヒロインは彼女を守ると決心。
 騎士団相手に戦おうとするが、主人公が間に入って騎士団を蹴散らす。
 そこで主人公が死んだはずの名高い騎士である事に気づき、騎士団がどよめき、その隙を突いて主人公はヒロインたちを逃がす。
 部下たちにヒロインたちを追わせて、団長は主人公と一騎打ち。
 主人公がこれに勝って、ヒロインたちを助けに行く。
 無事二人を救出した主人公は昔の騎士の仲間の助けを借りて、逃走に成功。
 これだけの騒ぎが起きれば、その騒ぎを利用して(皇女の死を偽装する)国は戦争を起こすだろうから、隠れていれば皇女は無事で済むだろう、と言い残し騎士の仲間は去る。
 ヒロインと皇女は他に行く当てがなく、仕方なく主人公は連れを二人増やして旅に戻る。

 ってのを思いついた。構想約60分。
 商人だとやっぱ狼と香辛料と被るかなー。
 書く気は今のところないから良いけど。