自分のこと

 どうも入江です。
 こうして立ち位置が出来てしまったわけですので、今まで通りこっちとあっちをあやふやなまま管理することはできません。
 なので今回の「自分の事」を共有する最後のエントリにしたいと思います。以後、アクティブなエントリはすべてこちらでやります。
 さて「ライトノベル新人賞に応募しよう!」での僕の活動をこれからどうしようかと考えています。サイトの名前にある通り、ここはライトノベル新人賞に応募しようと願う人の集いです。そして僕はすでにその願いを持ちません。
 さらに言えば受賞の一号ということで、望むと望まざると「今後の受賞者」に影響を与えてしまいます。(僕は必ず、ここの参加者からそれが出ると信じています)
 僕はその人達に影響を与えることを望みません。これは海燕さんとも話しましたが。自分の行動が皆さんの枷になるような事を僕はおそれます。焼き肉についても、僕は「賞金でメンバーにパーっと奢ったというのは一生使えるエピソードだな、げっへっっへ」とか考える人間なので奢ることになんのためらいは無いのですが。それが事実として定着してしまうことを恐れます。
 この世には賞金が無い賞や十万円以下の賞が普通に存在します。そうした賞を狙う人がこのブログに参加するとき、この「十数人に奢り」という取り決めに必ず躊躇いを感じるはずです。おおかれ、すくなかれ。
 それでも参加する人は参加するでしょう。でも諦めてしまう人もいるはずです。
「そんな人間は来なくてよろしい」とは、僕は考えられません。
 ほんの小さなきっかけが人生をしあわせにすることがあるように。ほんの小さなきっかけがなかったから、起きた不幸もあるはずなのです。

誰かがほんの少し優しければ、あの子達は学校に通い、友達を作って幸せに暮らしただろう。
でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ、ロック。

 そんな馬鹿なという意見は受け容れません。
 僕は胸を張って言えます。このブログに参加して良かったと。ですのでそのような理由でためらう人が出る事をおそれます。
 なにを恐れるのだと思われる人もいるでしょう。まるで天が落ちてくるのを恐れる人のようだと思われる人もいるでしょう。実は僕も、そんな小さな偶然を守ることになんの意味があるのかと思う部分もあります。
 でも僕がそうだ。僕がそうだったのだ。そして僕が愛するお話がそうだ。
 だからやはり、僕は一歩引こうと思います。もし、感想や意見、して欲しい事が有りましたら。その時はお手数ですがコメント、またはエントリのどこかにその旨ご明記ください。
 まあ黙るといっても我慢できる範囲でということで、なんか喋る必要性を感じたらあっさり前言撤回するでしょうし。にぎやかしならいいよね?とか考えてますしね。
 そこはそれ、僕自身の小さなきっかけを捨てる気はありませんので。

 もし、なにかの理由でその小さなきっかけを捨てようとしている――ここに参加したいのに参加をためらっている方がおりましたら。どうかそんな事をしないでとお願いします。面倒だからとか、いまさらだとか、賞がでてすぐ参加したいっていうのはなんか体裁がわるいからとか、そんなことを気にすることありません。
 声出していこう。

 最後に、こんな事をいうのはひどい欺瞞で傲慢だけれど。
 もう少し、みんなと同じでいたかった。
 すこし、さびしい。

――わたし、いますぐ、きゅうせいぐんを、やめちゃって、もういっぺん、おるどりんの、人買いせんたー、いけばさ、また、くんれんせいに、なれるかな――