進捗の話の1

 週一で進捗を書いておくのを日課(週課?)にしてみんとす。
 ライトノベル大賞あわせは、地道に進行中。見事にぎっくり腰をやって二日ほど寝て過ごしたのが大変な誤算でしたが、その間にも色々とぐろりぐろりとしたので、問題は無いと思っていただこう。何様ですか。
 それはさておき。
 進捗は現在、以前書いていたものの中途半端であったものを、新たに題名前を変え、三人称から一人称へと変更して、ついでに内容も一部改定して望んでおります。現在一章目の変換に手が掛かっておりますよ。一章はまだ改定部分が少ないので楽ですが、二章は結構変わるので書きながらあーでもないこーでもない。
 キャラガ、と書くとギャラガみたいですね、ってそれは濁点しか違わないんだから当然ですが、それは些事なので放って置くとして、キャラが増えないと面白みが出ない体質なので、キャラの出番が少ない一章序盤はまだまだ面白みが足りないのが、自分でも明確に分かっている難点。ここをどうすっとんきょうにするか、はまたしばらくしてからの話でありますが、それでも道筋をつけて無いと後で困る。でも、後で考えよう。
 というかですね。世人は書く前にプロット立てられる、という事実が、ある種都市伝説のような容貌をして私に襲い掛かってくるんですが、どうしたら。自分が書きながら出ないと細かいところの詰めが出来ない病の罹患者なので、余計にその顔が怖い。つーか無理。無理龍。
 それはさておき、ここからは他愛の無い話なので続き記法。
 現在のわなびー的読書は新城カズマせんせの『物語工学論』。どういう内容かというのは各々で調べていただきたい所ですが、軽く言うと、「キャラや!」という話。そーなのかー、と現代オタとしてわりと一周回って遅いタイプの反応の仕方でわりと納得しております。というか、新城カズマせんせの評論系の本は『ライトノベル「超」入門』といい、頭の中で散歩男爵が高らかに歌い上げてくるので、大層楽しい読書になって困ります。せんせ、歌ってもいいですが、出来れば僕の思考の邪魔はしないでつかーさい。つか、うるせえ。
 でも、その歌い上げるんを聞きながら、なんとかかんとか色々と思考出来るわけでもあり、その歌に心が、思考が、触発されている事いらん事をだらだらと考えるのもまた、回り道っぽくってかっこいいじゃね? とか何病なんだそれみたいな境地にも立ったりします。読んでて自分の書いてるやつの類型がどこか、みたいなのとかも再発見できましたし、俺にとっていい本ではあります。続き的なものが出るかどうか、というと市況での余り具合を見るからに、「致し方なし」という雰囲気もありますが。ホント、続き的なもの、でねーかなー。