『ポジティブな批評』について

お久しぶりです。m-tomizawaです。
9月も残すところあと2日ですが、僕の作品はやっとこ4合目といった所です。
絶賛追い込み中です。1日5000字書ければ、10月の第1週には終わる!……はず。

さて、最近ここを読んでて思うんですが、ポジティブな批評って本当に作品を良くするんでしょうか?

僕は今の作品が出来たら、各所で公開して不特定多数から感想をもらいたいのですが、その時に「(よく見れば)ここがいい」とか「(他の箇所よりは)ここがいい」といった感想が有益だとは全く思いません。

別にぼろくそ言われて平気というわけではないですが、長所を伸ばす以前に改めるべき短所があれば、そこは(多少言い方がネガティブだとしても)指摘した方がいいと思いますし、執筆本数の少ないアマチュアにはそういう人の方が圧倒的に多いと思います。
なので、そこに関してはケースバイケースなんじゃないかな、と。
作品を上げる前に批評の方向性が決められているというのは、僕からするとすごい違和感があります。

あと、『新人賞では,完成度よりも飛び抜けた一点の破壊力が重視される』というのはデビュー戦略としては多分正解だと思いますが、僕が単純に読者としてそういう作品に触れたら、たぶん中の下以下の評価しかしないと思います。

どっちを重視するかじゃなくて、どっちも同程度に高水準を目指さないと作家業を維持するのは難しいのではないかと僕は思います。